途中微?裏有り。


6 ダメ



買い物の日から、カガリは時々哀しそうな顔をすることが増えた。
訳を聞いても答えてくれない。







「今日はアスランと付き合いだして二ヶ月だな!!」


やたら蒸し暑いはずの真夏の日、アスランは夏休みでほぼ一日中カガリの家にいる。
この頃は家に帰る必要もないと思うんだけど・・・。


「そうだな。」


つい最近になってやっと敬語が抜けてきた(アレの最中に敬語にするのを忘れていたのだが本人は気が付いていない)。


「特別なこと、したいよな。」


そう夕飯を運びながらカガリは笑う。
特別なこと・・と言われ、アスランが思いつくのは一つしかない。


「今日は騎じょ・・」
「-------こら。」


呆れたように言われ、アスランは口を尖らせる。
こんなコト出来るのはカガリの前だけだ。


「だって、普通のはよくやるし・・バックも・・」
「エッチ以外で思いつけって言いたいんだ!」


そうは言っても男には酷な話である。
アスランから見て・・カガリはけっしてそういう行為が嫌いだとは思わない。
第一いつも気持ちよさそうにしてくれているとおもうし・・。

俺の自信過剰だったのかも知れないが・・。

ハツカネズミのように・・間違いなく、カガリが言ったこと以外で悩んでいるアスランにカガリは溜息を付く。

どうせまた下手だとかウマイだとか考えてるんだろ・・。


カガリからしてみれば、好きな人・・・・アスランとの諸事情なら喜んで迎え入れたい・・・・・・・・、そう思っている。

・・いや、思っていた・・の、だが。


「・・はぁ・・。」



"歳"がなぁ・・。



ネックになってしまうのは自分が年上だからだろうか?
二十代前半と言えどやはり・・十代に比べ肌の張りが無くなってきたように思えるし、何より諸事情で最も大切な場所の締まりが悪くなっているかもしれないと思うと恐い。
・・・・・・・・・・実際そうなんだろうが・・。

今までコンプレックスに感じたことがないところにまで、感じだしてカガリは軽い自己嫌悪に陥る。
最大の原因は・・アスランの肌が自分の何倍も美しいからかもしれない。
自分も他の女性に比べ筋肉があるつもりだが・・男のアスランに勝てるわけもなく・・。


中途半端に硬い筋肉な体。

第一・・男の人って柔らかい体が好きなんじゃないか?とか。

思ってしまったりして。


「・・カガリ?」
「ん?」


アスランの声に、カガリは少し凹んだ顔を元に戻す。
アスランは少し顔をしかめカガリを抱きしめた。


「・・・この頃・・どうしたんだ・・?元気ないだろ?」


囁くように言われてしまえば、カガリの体はフニャリとアスランの腕の中で溶けたような気分になる。

「・・考え事だ・・。」
「教えて?」

「・・・だめ、だ。」


拒否すると、アスランは拗ねる・・だが、教えないと怒るぞ・・?と言うように腰を掴み胸を揉み出す。


「あ、駄目だって・・胸っ・・」

「カガリ・・胸おっきくなたんじゃないか・・・?」


俺の御陰かな・・?と自惚れつつ揉みほぐしているとカガリが「駄目だってばっ!!」と大きな声を上げる。
さすがに・・拒絶とも取れるような言い方をされ、アスランはしゅんっとなってカガリを見た。


「今日・・生理始まったばっかりなんだよ・・っ!」

「・・え、あ・・。」


それでは出来るはずがない・・とアスランは落胆する。
そうだ、女性にはそういう周期が有るんだったと当たり前のことを再確認していた。


「だからさっきもエッチ以外って言ったじゃないか・・」
「----・・ごめん・・。」


素直に項垂れるアスランが可愛くて、何だか許せてしまう。
馬鹿ップルとは自分たちのことなのかも・・とちょっと思った。


「けど・・・・、やっぱゴメン。」

「へ?」


グッと手首を持たれ、徐にアスランの下半身へと導かれる、案の定・・というか、アスランの硬い場所に行き着いた。

「カガリの胸・・触ったから・・・・・・・我慢できなくなった。」
「・・・・・。」

さっきのカワイイは取り消しだ!と心で叫ぶものの、純粋に強請ってくるアスランにNOは言えない。
何だかんだアスランに弱々であるとカガリは自分に溜息を付いた。







「・・っ・・う・・・・・ぁ、」

何とも言えない音を立てて、奉仕するカガリにアスランは酷く欲情する。
大好きな恋人が・・息を切りつめながら、自分のモノを銜えるのを見ると征服感や独占欲・・色々なものが満たされてしまう。

チュパッといったん口を離して、自分の顔を見てからカガリは嬉しそうに笑った。

ドッキンと・・心臓が鷲掴みされたような気分になってしまう。
カガリの口からは先走り液と唾液が混ざったものが流れ、カガリはそれを手の甲で拭う。

そんな姿に、アスランのモノがまた硬くなってしまう。


「気持ち良い・・・んだよな・・、良かった。」


こういったことに経験が浅い(今までもアスランにしかやったことがない)為、自信がないのだがアスランが顔を歪めてくれたり息を付いてくれると満足させられているようで嬉しくなる。
ちゅぅっと赤黒くグロテスクなものの先端に吸い付くようなキスをすると、アスランの背筋がビクッと揺れた。

・・・・こういうの見てると・・つい、虐めたくなっちゃうよなぁ・・・。

アスランも私をせめているときそんな気分なんだろうか・・。


そう考えながらも意地悪をするのは良くないと思い、もう一度銜え手も使い扱く。
すると我慢していたのか、直ぐに大量の精液が出てきてカガリの口内や顔を汚す。


「ん・・苦い・・。」


「ぁ・・ごめ・・ありがとう。カガリ・・。」


苦い・・と言いながらも自分の唇に付いた液を舐め取るカガリの姿に、アスランはすぐさま復活しそうになるのを覚える。

綺麗、可愛い・・いやらしい。


ガバッとカガリに抱き付いて体が余すところないようくっつける。



「・・気持ちよかった・・。」

「ん・・、」


嬉しそうにするアスランに、カガリも嬉しくなる。
こんなに喜んで貰えるなら、毎日したっていい・・・・なんて思う私は馬鹿だろうか・・?

「・・生理終わったら・・カガリのこと・・いっぱい気持ちよくしてあげるから・・。」
「ったく・・お前の頭はエッチだけか?」

「・・だって・・。」

「私はお前が嬉しそうしてるのが・・一番嬉しくて幸せなんだからな・・。」


そうカガリが呟くと、アスランは真っ赤になってしまう。
何て可愛いことを言うんだろう・・カガリは。
火照った顔を冷ますようにカガリから離れタオルを取り、アスランはカガリの顔を綺麗に吹く。
気持ちよさそうに目を瞑るカガリを襲いたい気分になりながら、アスランはなんとかその衝動を抑えていた。

「アスラン、あのさ・・。」
「・・、うん?」

欲望と必死で闘うアスランを知らずしてか、カガリは切なそうな目でアスランを見上げる。
アスランはドッキン・ドッキンと早鐘になってしまう。
真っ赤になって黙っていると、金色の睫が揺れ、拗ねたような声が聞こえた。


「・・お前・・私とやって・・気持ち良いのか?」

「へ?」


突然の・・しかも、いっつもアスランから訪ねているようなことをカガリに訪ねられ、アスランは驚く。
カガリは眉を顰め「何でもない!」とそっぽを向いてしまった。



「・・気持ち・・良いよ?凄く。」

「・・・〜〜ホントか?」

「嘘なわけあるか。」


至って真剣なアスランにカガリは安心したように笑う。
アスランは・・カガリが、自分を気持ちよくさせられるかで悩んでいたことに気分が舞上がる。

「・・この頃・・元気がなかったの、それのせいか?」
「うーん・・そうと言えばそうだけど・・もっと広い範囲で悩んでたぞ。」

そう答え、アスランに寄りかかると、アスランは嬉しそうに笑いガリを抱き寄せた。

「悩んだら・・いつでも言ってほしいな。」

耳元で言われ、カガリはその感覚にゾクッと体を震わせてからとしてからフッと笑う。
擦り寄るようにアスランに胸に顔を埋めて目を瞑った。


「・・好きだぞ。」

「俺も・・カガリのこと・・・愛してるよ。」


年下だと決めつけ相手にしなかったアスランが・・こんなに好きになるなんて。


-------思いもしなかったんだ。































































+++++
あとがき
ちょっぴり付箋。今後のために(笑)
2007/08/02