大人表現有り?14禁。
付き合い始めて二週間。
短いが・・それだけの期間で分かってしまう。
俺と君の距離。
カガリさんは大人だ。分かり切っている事だが、大人だ。
童顔なのにしっかりしていて、俺の顔を見るだけで全てが分かるようで・・。
・・・何だか、悔しい。
「カガリさんのロールキャベツ、美味しいです。」
「そうか!よかったー。」
へへっと嬉しそうに笑う顔が、年に似合わず幼くアスランは好きだった。
いや、全部好きだが(惚れ弱み。)
ご飯を食べ終わり、アスランは受験生と言うこともあり勉強を始める。
成績はなかなか良いので、模試では国内最高と言われるザフト大学もA判定だった。
「カガリさん、英語----いいですか?」
「良いぞ、どれだ?」
カガリさんは会社でもよく通訳をするらしく英語は超一流で、校内トップのアスランでも知らないようなことがポンポン出てくる。
そして何より・・教えてくれるときに縮まる距離が好きだった。
ふんわりといい匂いのする金髪の髪が、童顔だが綺麗な顔が・・・直ぐ傍にあるだけで、アスランの心臓は情けないほど早くなるのだ。
「分かったか?」
その言葉にハッとするが、カガリさんは「聞いてなかったろ・・?」と頬を膨らます。
「すいません・・、」と答えながらも、アスランの指はカガリの唇をなぞった。
ちゅ。
どちらともなく目を閉じ、唇を寄せる。
そのまま細い肩を抱きしめアスランは激しいキスに持っていこうとした。
だが・・じゃれるように触れあった舌は直ぐに離れ、長い指先がアスランの藍色の髪を撫でる。
「今は勉強中だろ?」
そう言ってキッチンへ行ってしまったカガリを見てアスランは小さく溜息を付いた。
もっと・・もっと積極的に行動したいんだけどな・・。
年上の彼女は簡単にはそうさせてくれない。
「・・はぁ・・。」
年下の癖に、妙に色気があるアスランにカガリは内心困っていた。
彼は・・体が近くなるとスイッチが付くのか、急にこちらを見る目が熱っぽくなり、色気が出てくる。
さっきの勉強の時もそうだが・・あの翡翠の眼に捕らわれると、カガリは何だか恥ずかしくなってしまう。
必死に悟られまいと受け入れ、こちらの意志が残っているうちに留めさせるのがやっとだ。
「早く冷めろ・・。」
そう自分の真っ赤に染め上がった頬を冷ましてから、カガリはドリンクを持ちアスランに出す。
「ねぇ、カガリさんって・・俺で彼氏何人目?」
ドリンクを持っていった途端、突然の質問をされカガリは驚いてアスランを見る。
「・・お前、普通そんなこと聞くもんじゃないぞ・・?」
驚きながらも声が落ち着いているのは年の功だろうか。
「・・だって、気になるんだ・・。」
悄げたように言われては、カガリは仕方なく言うしかなくなる。結局の所アスランに甘いのだ。
「・・三、四人目・・かな?」
「・・・どこまで行った?」
「どこまでって・・」
「・・・・・良いから、答えてよ。」
真剣になると敬語を忘れるのか、アスランは少し怒った口調で聞いてくる。
その事に気が付いていないアスランにカガリは小さく笑って順を追って説明した。
「一人目は・・中学だったから、キス程度で・・。」
「・・・。」
「二人目は、高校生で・・まぁ同じようなモンだ。」
「---------・・。」
「三人目は・・大学生だったから、それなりの付き合いだったな。」
「・・それなり?」
ピクリと反応したようにアスランはカガリを見る。(正確に言えば睨むという表現の方が近い。)
嫉妬・・してくれることは嬉しいのだが、此処まであからさまだとむず痒さというか居心地の悪さも感じた。
「・・やったことあるんだ。」
「・・この年でやってない方が珍しいだろ?」
あっさりと肯定したカガリが恨めしく思える。
アスランは今まで五人(全て相手からの告白で)付き合ったことがあるが、そのような契りを交わしたことはない。
そこまで本気になれた相手が居なかったからだ。
でも今回は違う、アスランは今までになく本気の恋愛をしていると言う自覚がある。
毎日カガリの部屋に来るし、例え会えなくても電話はする。
好きだという気持ちが空回りしなよう、毎日大変なのだ。
「俺と・・しよ?」
「へ?」
本当に真剣に言うので、カガリは困惑してしまう。
困惑・・というか、アスランの熱い瞳に耐えられず、狼狽えて眼が泳ぐのだ。
明らかに困った顔をするカガリに、アスランは近づき熱いキスをする。
「・・っん・・」
ちゅっちゅと音が響き、カガリは逃げだそうと後ずさったが、離す気のないアスランは近付いた。
結局距離は離れず、壁まで来てしまいカガリは両手首を壁に縫いつけられ、アスランの為すがままになってしまう。
しばらくして唇が離れると・・・そこには、少年と呼ぶには難しい・・整った男の顔をしたアスランが居た。
初めてのはずなのに、本能なのか体が動く。
白い首筋に顔を埋めキスをする。
ピクピクと動くカガリにアスランは小さく笑みを作った。
カガリのような・・大人の女性が、自分に従順な姿はアスランの中の本能に火を付ける。
首筋を静かに舐められカガリは「っぁ・・」と思わず声を上げた。
「・・----随分と可愛い声なんだな・・。」
もっときかせてよ・・とアスランは耳元で囁き、カガリのスーツを脱がし始める。
こんな年下の男の子に、とカガリの中の大人は何とも言えない屈辱と恥ずかしさに見舞われた。
指の間を丁寧に舐められ、手の甲に軽いキスをされる。
カガリはそのぬめりとした感覚が溜まらなく好きなんだと思ってしまう。
「ベット行こうか。」
逆らう気がないと判断したのかアスランはカガリを促し、シングルの人ひとり寝るのでいっぱいいっぱいのベットにカガリを倒した。
スプリングがギシッと鳴る。
抵抗しないカガリが、妙に落ち着いて見えてアスランは焦った。
所詮俺は初心者。
カガリさんに満足させられるかも分からない。
前の男と比べて下手だったらどうしよう・・。
今まで本能のままに動いていたのに、アスランは途端に気が小さくなる。
だがしどろもどろすることも今更出来なくて、急性にボタンを外す・・・ちぎる、の表現の方が正しいほど、アスランは急いで事を成そうとしていた。
「アスラン」
だが・・・直ぐに諭すように声を掛けられ、アスランはハッとしてカガリを見る。
不安げに瞳が光ったアスランにカガリはそっと頬に指先を滑らせた。
「落ち着け・・、どうした?」
お姉さんに何でも話して見ろ・・といわん限りに言われ、アスランは少し切なくなる。
だが乱暴に扱っておいて無言になるなどアスランのモラルに反していた。
「・・他の・・男の方がカガリさんに・・満足させてあげられるのかなって・・思って・・。」
「そんなこと・・」
考える必要ないんだぞ・・?と言おうとするが、アスランはそうじゃないと首を振る。
「違うんだ・・全部、全部・・・俺が子供で、カガリさんのことリードできなくて・・車も運転できないし・・ご飯食べるときもいっつも奢って貰って・・。」
自分が何でもしてあげたいのに。
「アスラン・・」
やはりプライドというものがあるのだろうとカガリは思った。
気にするなよ、と頭を撫でていると手を振り払われる。
「・・・・・子供扱いするなよ・・。」
凄んだ眼の中には、少しだけ愁いを帯びた感情が見え隠れして・・アスランは手を離しアスランの愛撫を受け入れた。
年齢は自分より随分下とは言え、アスランの愛撫は気持ちいい。
カガリの方から必死になっているアスランに目を合わせると一瞬頬が染まってから柔らかいキスが落とされる。
こちらを安心させるためのキスなのか、自分が安心するためのキスなのか分からないがカガリは嬉しかった。
子供扱いするな・・と言った矢先、アスランは決心したようにカガリのブラを脱がせた。
片手で外せて良かったと思いながら、それをはぎ取ると雑誌で見る以外初めて・・生のものを見て興奮する。
仕方ない自分だって健全な高校男子なのだ。
そしてカガリの顔から首、鎖骨、胸、腹と見ると本当に綺麗でアスランは触れて良いのかさえ戸惑う。
勇気を出して胸に触れ、その柔らかさに驚きながら揉むとカガリさんは頬を赤くさせながら気持ちよさそうにアスランを見上げていた。
それが嬉しくて。
もっと気持ちよくなって欲しい。
そう純粋に思ってしまう。
試行錯誤で体に触れ、撫でて、舐めて、軽く齧る。
壊れ物ののように優しく触れていたのだが、アスランの方が耐えきれない。
もっと強く撫でたら、舐めたら・・齧ったら・・。
どんどん愛撫の手が強まっていく。
そしてそれに比例するように、カガリの高い声が上がる。
フッと目線を感じ見ると、乱れて妖艶さが・・普段の何倍にもなったカガリさんに見つめられアスランは心臓が痛いほど早くなるのを感じる。
その姿に絶えきれずキスをして口の中を貪る。
そして指を足の付け根に滑らせ、内股から徐々に上に這い上がった。
くちゅ。
そんな音がして、カガリは小さく熱っぽい溜息を付き、アスランは思わず頬が弛む。
「・・挿れる・・ね?」
コレだけ濡れている(初心者なのでよく分からないが)のだから、平気だろうと思いアスランは自分のモノを取り出し入口に擦り付けた。
「うぁ・・。」
予想以上の気持ちよさに体が震える。
カガリはそれを見て眼を細めてから、ベットの脇を手でごぞごそと何かを探す。
「・・・。」
「・・・、」
無言で手渡されたモノはゴムで、自分の頭からすっかり抜け落ちていたことにアスランは自分に思いやりのなさを感じた。
男が用意して当然なのに・・、カガリに渡されなければ間違いなく生でやって出していただろう。
ばつが悪そうに無言で受け取り、アスランは自分の持ちうる知識でしっかりとそれを装着する。
そして・・ゆっくりとカガリの中へと入る。
「-------ッッッ!!!!!!!!!!!」
声にならない声で、アスランは叫んでいた。暖かい・・、そしてアスランが入ってくると同時に、痛くなくて丁度良い強さで締め付けられる。
コレが本当の気持ち良いって言うんだな・・・・・。
カガリを見れば、カガリも綺麗に眉を八の地に曲げ気持ち良いのか頬に涙がつたっている。
アスランはそれを舐め取ってから腰を動かした。
「ぁん、はッ・・ん!」
嫌だ嫌だと頭を振るように悶えるカガリにアスランはもの凄く欲情する。
本当は気持ちよすぎて可笑しくなりそうだからなんだとアスランも分かっていた。
だって、俺も似たような状態だから。
腰を激しく振り・・お互い、名前と・・喘ぎ声を大きく叫びアスランは欲を放つ。
一瞬自分のモノが酷く膨張して・・ゴムの中へと流れ出ていった。
「・・ん・・。」
引き抜き・・カガリの頬に無数のキスを下ろす。
カガリはまだ力が入らないようで・・そんなカガリを眺めているのも幸せだった。
「・・カガリって・・凄く感度良いんだ・・。」
「ば・・そう言うことは言っちゃ駄目なんだ!」
「・・だって・・その御陰で上手くできたんだし・・。」
白い肌を引き寄せ撫でる。
カガリは一度膨れてから「まったく・・」と溜息を付いてアスランの髪を撫でた。
その指先が気持ちよくて・・アスランは緊張が解れたせいもあってか目を瞑り・・そのまま眠りへと付いた。