アスランと、両思いになった。
+王子と姫+
「アスランッ」
あれから、アスランと自分はしょっちゅう会っていた。
国のものも皆それを知っている。
「カガリ・・・。」
そう言って城の中をよく二人で肩を組んで歩いていた。
夜、部屋で二人っきりになる。
「カガリ」
そう言ってキスをした。
「-----ん・・・・」
アスランとキスするのは嬉しくて、人間になってよかったと実感する。
「カガリ・・」
そう甘く呼ばれるのも悪くは無い。そしてフッと腰にアスランの手が来る。
「?」
無意識にその手を止めてしまった。
「・・カガリ?」
そして「嫌か?」と聞かれる。
「嫌なわけ無いだろ?」
アスランとのキスは大好きだ。
そう応えると、アスランは首筋に唇を当てる。
「・・・?」
何をする気だ?
態度の異変に気が付いたのかアスランはその唇を離し瞳を覗き込んできた。
「・・どうか・・したのか?」
それはこっちのセリフだと思う。
「いや・・キスって顔だけにするもんじゃないのかなーって・・・。」
「・・・至る所にするものだと・・・」
「へーそうなのか・・・。」
そして、薄でのドレスのスカートの裾から手を入れられた。
「---?次は何処にキスするんだ?」
「え?」
足や腹にまでするもんなのか・・・?
もしや・・とは・・・・思うが・・・・。
「カガリ・・抱くって分かるか?」
「分かるさ。」
そうキョトンとして言われる。そうだよな、分からないわけないよな。
手をまたスカートの中に入れ、足を撫でカガリの反応を見る。
「・・あ・・アスラン・・くすぐったい・・・。」
そう真っ赤になって言うカガリが可愛くて、可愛くて・・・。
そしてベットにカガリを押し倒す。
首筋、鎖骨とどんどんキスの位置を下にさげ、服に手を掛けた。
「アスランっ?!」
そう叫ばれ、?っと手を止めた。
「な・・胸にまでキスするきか?!」
え・・・?
「・・・そういうものだろう?」
「キスなんだからっ口にすればいいじゃないかっ恥ずかしい!!!」
そう言われ「え?」と聞き返す。
「だから・・恥ずかしいだろ!!」
ちょっとマテ。
「カガリ・・抱くの意味・・言ってみろ。」
「馬鹿にしてるのか?!ギュってやる事だろ!」
あぁ・・・・・・・・・-------。
その日、俺はカガリを頂く事は叶わなかった。
+++++
あとがき
だってカガリは人魚ですから。(設定上)
下半身魚でそんな人間みたいな事出来ませんよ?(多分)
だから何も知りません。真っ白、メッチャ真っ白。純白。
そして多分アスランの下を見たら驚くんだろうな〜〜なんて妄想(苦笑)
「何だこれっ?!」って、指差しそうです。アスラン逆に恥ずかしいと・・・(爆笑)
いやー面白い。(妄想が・・?)でも、文章にする能力がありません。
でもきっと隠しで書くかもしれません。(ヤメトケ)
2006.2.28