「・・・。ボロボロだな・・。」



















+なぞるだけの指先+



















アスランがアークエンジェルに思いもかけない形で帰ってきた。







体中傷だらけで。









「・・・・・。馬鹿だな・・相変わらず。」









フッと目を覚ます彼に優しく微笑んだ。











「カガリ・・・。」











軋む身体を無理やりこっちに向かそうとする。




「無理するな。・・・まだ、痛むんだろ?」




嬉しかった。 彼が帰ってきてくれたことが。











「今は・・まだ寝てろよ。」











そして彼の目に掛かった髪を指で退かしてやる。






その手に触れようと、彼が手を伸ばしてきて握ってくれた。











「心配・・かけたな。」




「本当だ馬鹿。」











そしてお互い苦笑する。























++++++++
あとがき
ぶっちゃけ、この題名はエロを書いてやろうと思ったのですが(ヤメトケ)
やめました。
これアレカガネタにしてやろうと思ったの・・・。
でも、アレカガは見ていて痛いので、先延ばしです。
それに、本編でもそんな髪をカガリが指で退かすシーンがあったんで・・・。
その時指輪がキラリと・・・。ぶっちゃけ、カガリのその手つきに萌えました。
2006/2/12