第四話:平和主張

チャンチャンチャカチャンチャンチャン・・・・・・。PI-
目覚ましで不快にも目が覚める。全く、まだ明かりが差す時刻にもなってないじゃないか。
大体アスハの護衛なんてする意味があるのだろうかと疑問を持つ。
しかし、仕事は仕事と割り切りアンダーシャツを着てザフトの赤服を着る。
そして少し気まずいながらもルナと朝食をとる。
昨日彼女はアスハと話し、しかも気に入ったようですこし嫌だった。
「さてと、私たちも会場に向かいますか。」
まだ関係者しかいない会場に入り、オーブの人達と最終確認をする。
そこで目に留まったのは、あのキラ・ヤマトの存在だった。
そして休憩が言い渡され、ついつい近くにより話をしようと試みる。
しかし、その人はアスランと話しこんでいるようで少し話しずらく思えた。
だが、ふいに後ろに振り返り二人ともこちらに寄ってきた。
「シン・・・だね。久しぶり」
そう落ち着いてニッコリ笑われるとなんだか言葉に詰まってしまう。
この人はステラを殺した、でも実際会って嫌だとは一度も思わなかった。
落ち着いていて、笑顔で、こんな人が戦争を止めようと頑張っていたんだ、
アスランはこんな人だから彼を殺した時俺を怒ったんだ。
そう、全てを無に還すような笑顔。
「あ、あの・・・その・・・久しぶりです。」
その態度にアスランは少し笑ってみせる。
「な、なんですか?」
そうムッとするとアスランはいや、別にと言いながらなお笑ってみせる。
「お前らしくないな、シン」
そう言って頭をポンッと叩かれ、ガキ扱いされた事に膨れる。
それを見てその人は思いもよらない事を言った。
「・・・昔のカガリに似てるね」
その言葉に驚き、同時に不信そうな顔をした。アスランはそれはタブーだと言わんばかりに困った顔をする。
「あんな人と一緒にしないでください!!」
そう大声で言うとその人は見据えるように目を見てくる。何か目で責められているような気がして目を逸らす。
「相手を知らないって・・恐いね」
そう、聞こえるか聞こえないかぐらいの声で呟くと寂しそうにその人は背を向けた。
「おい、キラ!」
アスランはその人を追いかけて行ってしまった。


休憩時間、シンが何処かへ行ってしまい一人ポツンと立っていた。
先輩はいるものの、あまり仲が良いとはいえないし・・・。
ちぇ、と少し舌打ちすると、オーブの軍人の人が寄ってくる。
「初めまして、マリュー・ラミアスよ、よろしくね」
そう言われ、昨日挨拶は済ませたでしょ?と困惑した目で見つめ返す。
「せっかくの休憩だし、少し友好を図ろうと思ったんだけど」
大人の笑顔を見せられ、引き下がる事にする。
「えっと、貴女はルナマリア・ホークさん・・よね?なんて呼べば良いかしら・・。」
「ルナで結構です」
そう硬く返事をすると困ったように笑われる。
「じゃあルナさん、私はマリューで良いわ」
そう言われても年上に"さん"をつけない訳にいかない。
「せっかく国の代表がこうやって友好関係を築こうとしているんだもの、私たちも・・ね?」
オーブの人はあまり自分達の身分を気にしたりしないらしい。
あのカガリ様自身コーディネイターとナチュラルを気にしないせいか軍人達もかなりラフな感じで他と喋っている。
今目の前に立っているマリューさんも話していて嫌な感じはしない。むしろ大人の女性らしく憧れを抱く。
「同じ女の子同士仲良くしましょうね」
そして肩をポンッと叩かれ、とっさ的にハイと答える。
少し話していると、彼女はどうやらあの英雄船アークエンジェルの艦長らしい事に気がつく。
「もしかして・・マリューさん、アークエンジェルの艦長・・ですか?」
大天使と呼ばれるその船と、自分が乗るミネルバは何度も衝突した。
結果、ミネルバは負け戦争も負けた。・・あの船の艦長なんて、とてもじゃないが凄い人だと思った。
「えぇ・・・でも私一人じゃあんな事到底出来なかったわ」
マリューさんは昔を思い出すように遠い目をする。
「今回此処に来ている搭乗員全てあの時のアークエンジェルと一緒よ」
ニッコリと微笑まれ、同時にその言葉に驚いた。
ラクス様がオーブに行く時、自分達もアークエンジェルに乗る事になっている。つまり、あの伝説のクルーとも会えるのだ。
そう思い胸を躍らせているとそれをマリューさんに気がつかれたのかクスリと笑われてしまった。


自分の隣で一人落ち着かない様子を見せる奴に軽く蹴りを喰らわす。
「つぅ!いきなりなにするんだイザーク!!」
そう怒鳴られても何時もよりずっと弱弱しい。
何なんだコイツは。オーブの代表が来てからずっとこの調子ではないか。
しかも、目線の先には決まってオーブの軍人。ミリアリアとか言う奴が映されている。
「女に見惚れている時間があるなら、仕事内容でも確認しておけ!!!」
そう怒鳴りつけてもコイツは総無視でその女から目を離さない。
「・・・はぁ」
ため息をついて背を向ける。全くコイツはどうしてしまったのだと疑問を持たざるおえなかった。
「貴様らしくもない。女にうつつを抜かすなど」
ディアッカは今までに多くの女性をナンパしていたことは知っている。
しかし、一度も仕事には支障をきたさなかったはずだ。
「・・・俺さ・・あいつと元だけどカレカノなんだよ」
そうポツンと言い放ち、椅子に腰をかける。黙って腰をかけるとまた口を開いて話しだした。
「・・・一年ちょい前に振られた。」
そういえばだが、コイツは一年前から女をとっかえひっかえしていた事に気がつく。
「引きずっているのか、情けない。」
そう言い放つと苦笑いして下を向いてしまう。
「・・・他の奴じゃ駄目なんだ、俺」
そう言いディアッカは立ち上がりその女のほうへと歩いていく。
恋をすると馬鹿になるとはこういう事を言うのかと不思議な気分になった。


いよいよ会場に人が溢れかえり演説開始まだ十分を切る。
アスハとラクス様の演説は全世界同時報道でほぼ全てのメディアから注目を受けていた。
街の大型スクリーン電気屋のテレビ、どっかの会社の食堂。全てにこの演説が流される。
そして開始の時刻を向かえ、会場は静まり返ってしまった。
それと同時にオーブ代表カガリ・ユラ・アスハが舞台の上に立ちその横にキラ・ヤマトが護衛として立つ。
それをシンは会場の前から参列目の横で見ていた。
アスハがどんな事を言うのか興味があった。これでまた綺麗事を語られたら鼻で笑ってやろうと。
舞台でオーブの代表は会場を見回し、冷静な表情で演説を始める。
『・・・まず初めに・・この機会を与えてくれた世界中の人々に礼を言いたい・・・。ありがとう。』
この言葉に群集は少し驚いている。
『こうやってこのプラントで人々と面と向かって話が出来て私は嬉しく思う。』
アスハはガチンコ会話か何かと勘違いしているのかと疑心に満ちた目で見ていた。
『皆、平和・・・と呼ばれるものについて考えた事があるだろうか?』
そしてその反応を見るかのように会場をグルリと見回した。皆何を言わんとしているか探ろうとゴチャゴチャ話している。
シンはまたアスハの綺麗事がくると思い耳を塞ぎたい気分だった。
『戦争がなければ平和・・・そう誰もが思う。当然だ、私もそう思う。』
皆がそれはそうだと共感したように頷く。
『今回の戦争、先の戦争・・・原因はなんだ?』
その口調は厳しく、寂しそうでもあった。その威圧感に押され会場は誰一人として喋ろうとしない。
シン自身、もっと夢見事を言われると思ったので拍子抜けしてしまう。
『ロゴスやブルーコスモスか?デュランダル前議長か?パトリック・ザラ氏か・・・』
ザラの名が挙がり会場は少しざわついた。みなあの報道を思い返しているようだった。
『確かに、悪かった。・・・今となってはそう言えるかもしれない。』
最後に付いた一言に皆少し固まる。この人は何が言いたいのだと。
『戦争は勝ったものが正しい。そう決められてしまう・・。しかし、実際勝ったのが違うものだったらどうなっていたと思う?』
まるで試すかのようなモノの言い方に人々は困惑しだす。
シンは"もしも"なんて世の中有り得ないと、舌を打つ。
『国民はその勝った者を支持するだろう?今と同じように・・・しかし・・・』
人はお互いの目を見て少し意見を交換するように話していた。
『どの結末になっても、みな自分の大切な人を守ろうとして戦った・・・。それは誰にでも言えることではないか?』
この言葉で頭にカチンとくる。俺の大切なもの、それを奪ったのはアンタだ。そう言いたくて言いたくてたまらなかった。
『戦争は善悪で簡単に裁けるものではない。プラントとオーブが戦った時、確かに勝ったのはオーブだった。』
それを聞き、プラント国民は苦い思い出だと皆渋い顔をしたり、オーブへの怒りをあらわにする。
『しかし、どうだ?それで・・・勝って、私たちがただ嬉しがっていたと思われるか?』
アスハの目がいっそう強くなり、会場にいる者、いない者、みなその目に食い入るように見つめる。
『私たちは沢山の者を失った・・・私たち・・それはプラントでもありオーブでもあり地球でもある。
誰であろうと、戦争に参加する理由の大半は自分や家族仲間を守るためだ、みんな自分の意思で動き
自分の大切なものを守ろうとした・・・。その意思を持つ全ての人を戦争は無差別に奪い去っていく。』
この言葉に共感したのか、会場からその通りだという声が幾つかも上がった。
『誰だって、自分の大切なものが他人の手でその命を奪われればその奪ったものを恨む。
私も実際先の大戦で父を亡くした・・・。しかし、私の父はそれでも人を恨むなと私に教えてくれた。
私自身・・・そんな事は無理だと・・そう思った時もあった。・・・しかし!!!』
アスハの声が大きくなり、民衆も食い入るようにその次の言葉を待つ。
『そうして・・次は自分が剣を取り、他の者にその苦しみを与えるのか?それでは何も変わっていかない!!』
それを聞き少し胸が痛くなるのを感じる。昔アスランに同じような事を言われた・・・。
『そう思い・・私は今までの戦争を終わらせようと思った。そして次こそ・・・今度こそ戦争が起こらないように・・
そう願い今此処に立っている。』
一息つくアスハに皆手を大きく叩き拍手をした。シンも一応だが手を叩く。
『そして本題だ・・・。さっきも言ったが、戦争が起こる本当の理由・・・。皆分かっていると思うが
それは人間がもつ劣等感や優越感からきている事は分かっていると思う。』
今まで綺麗事を並べていたのと一変し一気にドス黒い内容に入った。
『本当はこんな事言いたくは無いのだがな、やはり本質はハッキリさせないとそれはそれで大問題だからな。』
皆次はどんな言葉が飛び出すのかとヒヤヒヤしているようだった。
『私が思うのは、どんなにそんな感情があろうとそれに勝るモノを私たちは共有していると思いたいからだ。』
それを聞きやっぱり綺麗事かとため息をつく。
『さっきも言ったが、私たちは家族や仲間を大切に思えるだろ?それはどの種でも同じ事だと私は考える。』
まぁそれはそうかなと思いまた耳を傾ける事にする。
『例え話が多いのだが・・・例えば私たちがお互い、なんの素性も知らず友達になったとしよう。』
そんな事は有り得ない。そう思った。
『ナチュラルとコーディネーター・・・お互い差別する事から始めると思うか?』
同時に何かを思い出す・・お互い何も知らず・・・。それはまるでシンとステラではないか?
『違うだろう?そして友達になってから、お互いその事を知ってもそう簡単に嫌いにはならない・・・違うか?』
嫌いになるはずが無い、だってステラがナチュラルだと知っても何も思わなかったから。
会場の者はそれはそうだけど・・・と渋く笑う。
『つまり、私たちはお互いの種にこだわり過ぎているんだ。皆仲間を大切に思ったり出来る!素晴らしい事だ!!
たしかに、私たちナチュラルは能力でコーディネーターに劣るかもしれない!しかし!!
ナチュラルもコーディネーターも気持ちは同じなんだ!私たちはお互いの違う場所ばかりに焦点を当てて
もっと大切な同じ所を見落としてしまっていたんだ!』
この瞳に誰もがアスハの真剣さを物語共感しているように思えた。
実際アスハも本当に世界が平和になる事を望んでいるのだろう・・・しかし、やはり聞こえる音はどれも綺麗事だ。
『戦争が二度も起こり、お互い・・多くの恨みや悲しみの中にいる人も多くいると思う・・だが・・・
これから未来を生きる、子供たちまでその恨みや悲しみを残していく事が私たちがすべき事ではない事と皆分かっていると
思う。だからこそ!今この時、お互い手を取り、今までに創った亀裂・・・。傷跡を消していきたい!』
この言葉に多くの人が頷いた。オーブの代表は間違った事を言っていない。
『その為には・・多くの人の理解と協力・・・というか、皆気持ちは同じだから努力してほしい。
お互いを何も知らず付けてしまった傷・・それをお互いを知ることで、治したい。皆同じ気持ちなんだと・・・。』
そして一息置き、会場は大きくアスハコールに包まれる。
『さて、本題がすんだ所で・・・私自身プラントの国民と仲良くなりたいのだが・・・。』
彼女は飛んだおてんば娘で、戦争が終わってから暫くしてオーブの街中で普通に演説しながら商店街のおばさんと
仲良くなったり、時には不良同士の喧嘩に乱入し止めたりと色々な噂が入ってきていた。
そして、ニッコリと微笑むアスハに会場の者は心を開いたかのようにざわつき質問をしようと試みていた。
すると、一人の人が大声で"アスラン・ザラ氏との関係について!!"と大きな声で言った。
その質問に、会場のものは好奇心旺盛に目を爛々と輝かせる。
『そうか・・・そうだな、この場を借りて全国報道するのも良いかもしれない。』
そう答えられ、皆食い入るようにアスハを覗き込んでいた。
『少し重たい話題になるが・・・皆、彼と私が付き合っていたとして・・・どう思う?』
皆・・どうって・・と少し考え込んでしまい、行き詰る。
『私がナチュラルでしかも国家代表、彼はコーディネーターでしかもザフトに入りラクス氏の護衛で元婚約者・・・・』
この言葉に記者たちは目を見開いて見せる。
『確かに、結ばれると国家的にも動かざる終えないような二人に見えるかもしれないな・・。』
うんうんと会場から声が上がった。
『しかし、残念な事に、私たちの出会いはお互いの素性を殆ど知らなかった。』
それを聞き動揺する記者たち・・・では一体いつ出あったのか?ヤキンドゥーエの時ですら、お互いの身分は知っていたはずだ
『しいて言うなら敵だったな。私は彼に銃を構えたし、彼はそんな私にとび蹴りを喰らわせたしな』
それを聞き記者たちは頭の上に?を飛ばしていた。アスハはなんの躊躇いもなく、ニコニコ笑っている。
『それに、私も彼も身分がどうこう分かったところで何の問題もなかった。』
それを聞き会場のものは関心したように声を上げる。
『お互い知り合った時点でナチュラルとかコーディネーターとか関係が無くなった、それ以上に友達であったからな』
"そう言うものか"と会場で声が上がる、それに合わせたようにアスハも"そういうものだ、試しにやってみろ"と声を上げた。
『だが、私と彼が付き合うや、ましては結婚するなどの話になれば別になるだろう』
この言葉に皆が耳を疑う、結婚?そこまで親密なのかと
『過激派がいる中でこんな発言をするのも危険だが・・・私はそれそのものを皆に決めてほしいと思う・・・。
この二人は結婚されると困るし、ましてや付き合うのなんてもの許しがたい・・・。そう思う人もいなくもないと思う。』
それに・・・とアスハは付け加えるように言う
『私は既に自分ひとりでこの身の振りを決められない立場にあることは重々承知しているつもりだ。』
その厳しい目に皆一息飲む、その瞬間アスハは一礼をし会場を後にしようと横を向こうとする瞬間


「カガリ!!」
その声でアスハが静止し、叫んだ隣のボディーガードがアスハを思いっきり押し、二人の間を弾が通り、後ろに貫通した。
それを見て、弾の角度から撃った犯人の位置を特定する。
すると自分より速くボディーガードがゆうに2mはある舞台から飛び降り犯人の腕を掴み地面に平伏した。
しかし、同時に奥の両サイドの二人が拳銃を上げ、アスハを狙う。
アスハはそれに気が付いても微動だにせず、その二人を見つめる。
一瞬会場に緊迫が走った。
しかし、オーブの軍人とルナが素早くそいつ等を叩き、気絶させる。
まだ仲間がいると思い、見回していると照明操作の中で拳銃が光るのが見えそこに発砲する。
見事に拳銃に命中し破片がボロボロと落ちてきた。
舞台を見ると、アスランがいつの間にか持ち場を離れ、ボディーガードの変わりにアスハを守るような形で立っていた。
暫くして安全になったのを確認して皆一息ホッとついた。
舞台の上ではアスハとアスランが多少会話をしているようで、記者はこれでもかと言うくらい写真を取っている。
するとアスハは終わったはずなのに、もう一度マイクに電源を入れた。
『見たところ・・みな怪我はないみたいだな、よかった』
そう言われ会場は狙われたのはお前だろうと疑問そうな顔を浮かべる。
『いや、私のせいでみなに怪我されたらと少しヒヤヒヤしていたんだ』
そう言ったアスハにみな逆にこんな事をされたら普通怒るだろうとゴチャゴチャ喋りだす。
その声が聞こえたのか、アスハは複雑そうな顔をする。
『確かに撃ったのはコーディネーターかもしれないが、今こうやって私の話を真剣に聞いてくれた者ではないだろ?』
まぁそうだが・・・コイツは何処かおかしいのではないかとシンは思い始めた。
『たとえ数人がそういう行動を取ろうと、全員が悪いと考えるのはおかと違いだからな』
その落ち着いた口調に民衆は安堵の息を漏らす。
『・・・でも、やはりそういう一部のものには特にナチュラルとコーディネーターの上の者が恋仲など・・・。
疎まれたり・・夢見事と思われてしまうのかもしれないな・・・。』
その寂しそうな言葉に会場は騒然とする。しかしふいにアスハの肩をアスランが抱き、別の意味で騒然とした。
そしてまた嫌なぐらいにフラッシュがたかれるが、舞台の上の二人はお構いなしに見つめあい、
アスハは一礼をしアスランと共に舞台を降りた。





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カッコイイカガリを!!!
いや、いつだってカガリはカッコイイさ!!
とか言いながら書いた記憶があります(危)
つうか演説チグハグしてる気がするな〜。ん?気のせいじゃない?
気にしないで流してやって下さいorz